つながるクリニック

つながるクリニックについて

横浜市のなかでもトップクラスに入る大規模団地に囲まれた所にクリニックはあります。団地内にはエレベーターのない5階建てのところもあります。高齢者だけの世帯、足腰が弱って通院が困難な方、終末期を自宅で過ごしたい方など、さまざまな理由で在宅医療を選んだ患者様へ、住み慣れた場所で暮らしながら、安心して適切な医療を受けられるよう、スタッフ一同日々尽力しています。

訪問診療に行っている範囲には、野庭団地内はもちろん、港南区・栄区を中心に、クリニックから車で15分程度の範囲まで行っています。訪問は基本的に月2回ですが、病状などによって増減し、ときには毎日行くこともあります。

一人一人の患者様に合ったオーダーメイド医療を提供するために、クリニックのスタッフだけでなく、訪問看護・介護施設や医療機関、ときには地域のコミュニティとも連携しながら、診療を受けつつ自分らしく暮らしていける方法をチーム一丸となって模索し、提供しています。

訪問車

院長 八森 淳(はちもり あつし)

横浜市には高度な専門医療が受けられる施設が多くありますが、だからこそ患者様は自分で医療機関を探さなければなりません。そこで、診察をした上で、患者様の治療に最適な施設をご提案する役割を果たしたいと考えています。

もちろん在宅のままでも必要な医療が受けられるよう、超音波検査機器なども使用し専門的な医療の提供にも注力しています。患者様の自宅に伺うことで、生活環境やご家族がどこまで時間や手をかけることができるか、さらには経済的な問題など様々な課題に対して、手を差し伸べやすいのが訪問診療のメリットといえます。

また当院の医師や看護師だけでなく、ケアマネージャーや訪問看護師、薬剤師、弁護士などさまざまな専門家とチームを組み、多職種で患者様の課題を解決する「見える事例検討会」という手法を開発し、全国で活用していただいています。よりよい医療・よりよい生活のお手伝いをするのが、当院の目指すところです。

八森医師